★目視による判断となります。

○CIRCUS / MOVIN ON
○ジャケット：B（良好ですが上部3cmほど擦れあり）
○盤：A（全曲試聴確認済み.両面ともきれいです）
〇備考：SWITZERLAND盤：zytglogge/BLACK LABEL：80年2ND PRESS(初版は77年)：元々の紙スリーヴ付き：FRITZ HAUSER

一部では「スイスのキング・クリムゾン」などと持て囃されたこともあるスイスを代表するプログレッシブ・ロックバンド、サーカス。
本作は1976年にスイスZYT/ツィットグロッゲからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは前作と同じローランド・フライ、アンドレアス・グリーダー、マルコ・チェルレッティ、フリッツ・ハウザーの4人編成。クリムゾン的なるものは、特に長尺のタイトル・ナンバーでのジョン・ウェットン的ファズ・ベースやグレッグ・レイク的ボーカル、演奏のハードネスや楽曲のダークネスに確かに感じられますが、全体としてはそれ程強い影響や似ているという印象はあまりないです。
抒情的メロディとフルートが印象的なA4、B面を全て使った22分に及ぶ圧巻のヘヴィネスを放つタイトル曲、どちらも少し文学的香りが漂うダーク・ファンタジー~チェンバー/ヘヴィ・シンフォニックの範疇という感じで、太いハードネスと繊細なバカテクさが同居する演奏は、ともかくも見事で素直にカッコいい。流暢な英詞ボーカルも含めた重厚なブリティッシュ的サウンドは、クリムゾンよりも寧ろヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターやニドロログ辺り方面に通じるダンディズム感で、ズッシリした手応えの濃密なヘヴィネスを堪能出来る傑作。本作後、サーカス・オール・スター・バンドに改名してライヴとサード・アルバムを発表後1980年に解散、ハウザーはブルー・モーションを結成します。

○コンディション表記
S＝新品
A＝美品
B＝良品
C＝普通
D＝不良

コンディションは目視となりますので細部にこだわる方はご遠慮ください。

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